社会人一年生としてスタートした新入社員のみなさん。入社した以上は、できる社員になって活躍したいと誰もが思うはずです。
でも、どんなことに心がけたらいいのか、具体的に何をしたらいいのかわからない。
ネットや巷にあふれるマニュアルをみても、理想像が高すぎてピンとこない!
そんな悩みを抱えていませんか?
ここでは、
「どうしたら、できる社員になれるのか?」
「どうしたら、デキる社員の一歩を踏み出せるのか」
簡単な方法を紹介します。
ダメ新入社員のレッテルを張られないためには?

そためには、やってはいけないことを知ることから始まります。
悪い手本にたくさん触れて、それやらないように心がけることです。
こんな簡単な方法はありません。
悪いお手本には沢山のヒントが隠れています。

「それマジでヤバくねぇ?」
と感じたら同じような過ちを犯さないように未然に防いでいただければ嬉しく思います。
もしかしたら、もうすでに同じようなコトををやらかしてしまった人もいるかもしれません。
でも、新入社員の頃であれば、殆どが多めに見てくれるものです。なので落ち込まないでくださいね。
だからといって、同じことを繰り返したらダメですよ。
実例から学ぶ教訓
開いた口が塞がらない編
「『友達のバンドの初ライブがあるから』と自分の歓迎会をドタキャン」
「雨の中、普通に出社させられるだけでも不愉快なのに、外回りなんか行きませんよ」と断られた。
同情編
ここからは、逆に同情したくなる編です。
前もって事前教育がなされていないから、思わず口にしてしまったと思えるような内容です。リーダーの無能さが表れています。
「教えざる者の罪」に値すると思います。
「20歳の新人女子社員が40代のマネージャーに仕事を教わり、マネージャーが終わろうとしたとき、『ちょいちょいちょいちょい!!! ちゃんと教えて下さいよ!!!』とキツい口調ですごんでいた」
※ これは逆に、マネージャーとしての資質を疑ってしまいますね。キツイ口調になってしまったのは、真剣に覚えようとしていた心意気に対して「真剣に応えてくれ」という気持ちが伝わってきます。
「怖いので電話取りたくありません」※ これは、事前に教えるべきことです。新入社員が悪いのではなく「教えざる者の罪です」
飲み会や会議でちゃっかり一番上座に座り、それを見た周りがザワついている。
※ その場で周りの人たちがなぜ、アドバイスしないのか会社の体質を疑ってしまいたくなります。
「メモは取らずに写メ(ケータイやスマホの写真)で済ませる」
※ メモはメモ帳に取らないとダメだということないと思います。いちいち、手書きで書きとるよりは効率的だと思います。
「やる気がないなら帰れ!」と言ったら本当に帰る。
※ 無能なリーダーや先輩がよく口にする言葉ですね。
プレゼン用の資料が期日までにできていなかったので理由を尋ねると、「失恋してできませんでした」とのこと。そんなことは理由にならない、と叱ったのですが、本人はとにかく失恋したことで気落ちしていて、逆に愚痴を聞かされフォローを入れさせられるハメになってしまいました。
※ 理由に微笑ましくなりました。
お客様へのお茶出しを頼んだら、「気付いた人が入れればいいんじゃないでしょうか?」と返されました。
※ 事前の教育不足です。
入社から1週間の新人君のために歓迎会を行うことになりましたが、本人が「それって残業代出るんですか。付き合いの飲み会は業務ですから、残業代出ないなら参加しません」と言った。あなたのための歓迎会だよ・・・。
※ 一理あるかもしれませんね。自分の貴重な時間がつぶれるわけですから。
飲み会の多い営業に配属された新人社員。酒癖が悪いタイプだったらしく、初めての飲み会から周りの先輩に無理矢理のませるなどして大暴れ。その後しばらく、飲み会参加禁止になりました・・・。
※若いうちはこれでイイんです。
入社式まで出た女性新入社員が翌日から来ませんでした。上司が電話して確認したところ、「社内の雰囲気や業務が思っていたのと違ったので働く気がなくなった」ということなのですが、それにしたって連絡くらいあってもいいと思うのですが。
※ もしかしたらブラックの要素があったのかもしれませんね?
上司から仕事の指示を受けるたびに、親に連絡して相談している新人を見たことがあります。
※初めての世界だから気持ちは分からなくもないけど、いつまでも親は存在しないわけだから自立しましょうね。
若さの特権?
オフィスにある時計を早めて、早く帰ってしまいました。上司は気付かなかったようです。
※これくらいの悪知恵が働かないと世の中渡っていけません。

巷では「ゆとり世代は...」「ゆとり教育世代は...」と、新入社員をを批判する声をよく耳にします。
でも、世の中ってのは努力すれば何とかなる、頑張ればなんとかなるほど甘くないのです。
必死に頑張ってもどうにもならないことの方が多いのです。
このことは周りの親や大人たちが一番知っているはずなんです。
それを教えてこなかった学校の先生や親、周りの大人たちに大いに責任があると思っています。
だからといって、周りのせいにしてはいけません。
悪い手本をもとに、少しずつ、自分のダメな部分を捨てていけばいいのです。
何年か後には、その失敗が笑い話になっているはずです。
ー以下続くー